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子育て科学アクシスブログ


アクシス子どもの日

皆様こんにちは。成田です。

 
会員の皆様には以前よりお知らせしておりましたが、多く寄せられるご要望にお応えして、4月より「アクシス子どもの日」というプログラムが新設されました。

 
これまでは個別相談以外では入室できなかった、小学生と中学生「だけ」のためのワークです。

初の試みは、4月24日の午前・午後の2回、いつものアクシスルームで、大人を締め出して(笑)行われました。

初めて、とは言ってもスタッフ達は、いずれも元々子ども支援の豊富な経験を持つプロフェッショナルです。 初めて会う異年齢の子ども同士、緊張と警戒をまずは緩めるアイスブレイクとして、「人生行進」を行いました。

上岡の演劇ワークでもお馴染みのこの遊び、空間認知や協調運動といった脳機能を賦活するだけに留まらず、深~い深~い人生哲学も一緒に学べる素敵なゲームなんですよ!!

参加した子どもの中にも、「あ、これってオレと一緒だ!!」なんて言ってた子もいましたねえ。良い学びです。

 
その後、他己紹介ゲームをしてお互いを知ったり、面白いカードゲームで遊んだりしました。 大人だと、我慢してしまったり、まあいいかとお追従笑いでごまかす場面でも、「わからない!!」と困り果てて沈黙したり「勝ちたい!!」と意欲を前面に出したり、「つまんない」と口に出したりするのが子どもです。

今は「いい子」を家庭でも学校でも求めすぎていて、小さい大人のように振る舞うことを良しとしますが、私は、まずは自分の欲求を全部出して、一旦全部受け止めてもらって、でも最終的には全部は受け入れられないことを知る。そんな「折り合いのつけ方」をじっくり時間をかけ学ぶのこそが大切だと思います。

 
だから、アクシスでは、子ども達の「わからない」「勝ちたい」「つまらない」に、スタッフがとことん付き合いました。子ども達は結果、全員が最後に「折り合いをつける」事ができて、帰って行けたと思います。 学校でも家庭でもなかなか時間をかけられない今の時代の子ども育てに、アクシスがお役に立てることを確信した、初めてのアクシス子どもの日でした!!

 
来月からも、月一回の割合で開催する予定ですので、よろしくお願いいたします。

 
上岡はこの日、初めてアニメTシャツを着て出勤しました。 彼らの年代には、「良く知らないけど、名前くらいは知ってる…」という微妙な知名度のアニメだったにも関わらず、ちゃんと絡んでくれた子ども達の社会性に感激しました(笑)。

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成田 奈緒子