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子育て科学アクシスブログ


養生訓は偉い!! その2

こんにちは。成田です。

 
養生訓の著者、貝原益軒先生は、中国伝来の養生法をすべて自分の体でためし、日本の気候風土に合っていて、自分も良くなる!という確証を得た健康法のみ養生訓に載せています。

なので、時折??という記述もあるのですが(野菜の中では大根が一番優秀!とか。。。それ、自分の好みでしょ!と突っ込んでしまう)、中でも睡眠に関しては、かなり詳細にその作法が述べられています。

 
実は私、先々週から少~し体調を崩し、胃腸の調子が悪くて夜も寝つきが悪くなり「やばっ」と思っていました。

もともと自律神経はとても不調で、中学生の時にはバッタバッタと倒れていた、か弱~い女子だったので(笑、本当です)、過重労働や悩み事がたまると、すぐお腹の調子が悪くなるのです。

 
ということで、寝なきゃ寝なきゃと急いでお布団に入っても、しくしくお腹が痛んで眠れない。

そんなとき、「そうだ、益軒先生の方法でやってみよう!!」そう、養生訓では、眠る前の作法がいとも詳しく書かれているのです。

まずはあおむけに寝てお腹をなでさすり、足指を開いて閉じてを繰り返す。この間鼻で吸って口で吐く腹式呼吸をゆっくり繰り返す。

それからころっと横向きになり四肢を獅子のごとく曲げ(笑、そう書いてあります)てみると、あ~ら不思議、すうっと気持ちよく寝付けるんです。

 
さすが江戸時代、平均寿命40歳の時代に倍以上の84歳まで生き延びた方の知恵です(今だったら170歳くらいですよね~)。

おかげさまで胃痛もすっかり良くなり、数日間の断酒も解け(益軒先生は、お酒は過ごすのは良くないとはおっしゃってますが、飲むなとは言ってない!)、健康を取り戻せた私です。

 
益軒先生ありがとう・・・

 
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成田 奈緒子