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子育て科学アクシスブログ


言葉の魔力・魅力

こんにちは、成田です。

 
このブログで夏ごろに「新・救世主は太陽」という文章を書かせていただきました。

その中にも書いてあった通り、その時私は大学の保健センター年報の記事(センター長なので、巻頭言なるものを書かなければならないのです)を書くのをすっかり忘れてて、焦っておりました。

 
その後、このブログの内容をちょいと改変して提出し、事なきを得たわけですが。。。

その年報が、先ごろ上がってまいりました。

 
・・・と、昨日朝、私あてに湘南キャンパスの国際学部教授からのメールが入っておりました。

もちろんお会いしてお話ししたことはある方なのですが、なんせキャンパスが遠く離れてるのでほとんど交渉がないのですが、メールに曰く、「先生の保健センター年報の巻頭言、太陽のメタファーでキリストを説明しておられるのがとてもユニークで、文章のリズムも心に響き、とても感激しました!」と書いてくださっていたのです。

 
いつも忙しい成田ですが、このところはさらに忙しさが増して、ちょっと心身バランス崩れそう・・。

さらに、昨日はスタッフが他にいなくて一人きりでアクシス開店しなくてはならず、事務が得意でない私は、超早朝から出勤して会員様のファイルを確認したり、資料の準備をしたりしていました。

そんなときに飛び込んできたこのメールの文字が暖かくて嬉しくて、思わず涙ぐみました。

そして、ちょっとブルーだった気持ちはピーカンに晴れて、そのおかげか、昨日のアクシスでは奇跡的に嬉しい出来事がまたたくさん起こって、感謝感謝の1日になりました。

 
私は言葉が多い人間ですが、果たしてこの先生のように、伝えなくてもかまわない言葉をあえて相手にきちんと伝えられているだろうか。

事務的なメールだけでも毎日何十通も書かなければならない、ということを言い訳にして、こうやって他の人の1日をハッピーに変えられるような言葉を伝えることを、めんどくさがって省略していないだろうか。

つくづく考えさせられました。

 
言葉は魅力的だけど、魔力にも暴力にもなります。

大人になると「こういう言葉が返ってくるだろう」とある程度予想して言葉を出すことも多いです。そこに予想しなかった言葉が相手から返ってくると、必要以上にその相手を悪く思ってしまったりします。

価値観は多様なので当たり前なのですが、なるべくならこの摩擦を減らすに越したことはありません。

 
 
自分の要求を通すための言葉ではなく、相手を喜ばせるための言葉を選んで伝える。

それは大人が率先して行うべきことだと私は思います。

 
 
成田 奈緒子