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子育て科学アクシスブログ


成田の箱根体験記2

皆様こんにちは。成田です。

 
今年の秋は大きすぎる台風や低気圧の直撃で、各地で大きな被害が出ましたね。

被災された皆様の心労を思うと、いたたまれません。

 
その中で、テレビを見てて本当に胸が痛んだのが、箱根の被災です。

このブログでもお伝えしたように、2か月前(9月頭)私は箱根1泊旅行に行き、「なんと素敵な場所だ!!」と改めて感激して帰ってきたばかりだったからです。

 
箱根湯本駅の真ん前を流れる早川という穏やかな川にかかる美しい赤い橋とその橋向こうの森林がいっぺんに視野に入ってくる景色を見て、「聖地だ!」としばし直立して深呼吸を繰り返した記憶も薄れぬうちに入ってきた映像。濁流と化しごうごうと溢れそうな勢いでうねる早川と、全く前も見えない勢いで降り続ける大雨の姿に息をのみました。

 
私が行ったときは、箱根湯本駅滞在可能な約3時間を最大有効活用しようと、まずは駅前のガラス工芸館でガラスアートに挑戦!前回も書きましたが、アクシスの表札を作りました!

そのあと、(頑張りすぎて)めまいがするほどの空腹を覚えたので、川向うの温泉街にある老舗のホテル一階のステーキ屋さんでランチをいただきました。

鉄板を前にしたカウンターでイケメンの料理人さんと会話を楽しみながら、ヒレステーキのランチをいただきました。ランチながら、食事の後は、ホテルの素敵なロビーラウンジに案内され、改めてコーヒーをいただくおもてなしに感激いたしました―。

ステーキハウス吉池、皆様も箱根にお越しの際にはぜひ!本当に柔らかくて味の良いお肉でしたよ!!

https://www.yoshiike.org/steak/
 
そしてもう一つ、台風の被害でショックを受けたのが「箱根登山鉄道」の壊滅的被害です。

皆さんよくご存じの、かわいらしい電車が標高差445mの急坂を登りきる、世界で2番目に急こう配の(一番目はスイスアルプスの鉄道)登山鉄道。

 
  

 
私はここぞとばかり一番前に陣取って、めくるめく森林の景色の走馬灯に目を奪われてました。が、この電車、途中で3回スイッチバックをしながら登山していくので、そのたび一番前が一番後ろに代わるため、当該駅ごとに運転手さんと車掌さんが急いで走ってタッチ交代し、持ち場を入れ替える!その意外な目まぐるしさが見学してて面白かったです。

 
強羅駅に向かって登山が進むにつれ、植物種も変わってきます。まだあじさいの花が残ってたりする森の中を、冷房装置がないゆえ窓全開の電車は進みます。このレトロ感も空気のにおいも、窓の開かない電車に慣れさせられてしまった体には大変心地よいものでした。

 
本日(2019.11.4)現在、いまだ箱根登山鉄道は不通のままです。

悲しいです。一日でも早い復興を祈りたいです。

 
そして箱根は、都内から約2時間で行ける素晴らしい景勝地です。

登山電車で強羅駅に降り立つと皆さんも感じられると思います。「雲が近い!!」

こんなに手軽に、気持ちとからだを開放できる場所に来られるなんて、なんて素敵。

 


大涌谷の噴火の影響もまだ残る中、今回の台風被害で打撃を受けている観光地箱根に、私たちが気軽に足を運ぶことが一番の復興支援になると思います。

ポーラ美術館など強羅・小涌谷にも素敵な美術・博物館が目白押しです。

東京に近い洗練された観光地なので、本当に心地よいおもてなしマインドがお宿にも満載で本当にくつろげます。

ぜひぜひ皆さん、足を運んでくださることで箱根を応援しましょう!!

 
成田 奈緒子