いいわけしない大人になりたい。
2019.11.20
皆様こんにちは。成田です。
久しぶりに行けました。このところチケットが当たらなかったのですが。
本当は6月の予定でしたが、バンドメンバーの病気で延期されてて、5か月後に実現した待望のコンサート。
18時半に始まり、終わったのが22時。
その間、バンドメンバーは時折姿を消し休憩しているにも関わらず、達郎さんはずうっとステージでダベったり弾き語ったりして全く引っ込まないところも、高音までキーを全然下げず、スピーカーなしで歌うサービスも、ずうっと貫いてる全く同じスタイルなんですが、問題(?)は、達郎さんの年齢!なんと66歳。
同じくらいの年齢層の先生方と私は大学で仕事をしていますが、ここ数年で目に見えて弱ってきていらっしゃる。
足腰目や内臓、いろんなところに問題抱えて、会議もしんどそう。ほぼ介護状態(笑)です。あ~私も10年後にはこうなるのね、って毎日思ってましたが、違うのね。
本当の勇気と元気、もらえました。
それはプロなんだから当たり前でしょ、って言いきれますかアナタ?
もっともっとお若いのに、あれもこれもしないでサボってズルして、それを「年齢のせい」や「体調のせい」や「厳しすぎる上司のせい」や「家族やなんやかやのせい」にしていませんか?
お客さんたちに誠実さを貫くには、まず自分の体を鍛え、心を鍛える。いいわけしない壮絶なストイックさがそこにあるのだと想像します。
そしてそれが感動を呼ぶ。大人ってこうじゃなくっちゃって思います。
今、ミュージカルの練習をしています。
(2月2日、本番です。皆さん見に来てね!)
↓↓
あの時、アクアリウムで
すごく簡単なセリフや歌詞なのに、すぐに飛ぶんです。情けない。
踊りもすぐ忘れるんです。
でも、だからこそ私、独りで必死に練習しています。
家にいるときも、車に乗っているときも、暇さえあれば振り付けの確認や歌の練習をしています。
私も、年のせいにはしません。体力のせいにもしません。
だって、相手がいるのですもの。
お客さんがわざわざ足を運んで見に来てくださると思ったら、ヘタは上手にはなれないけど、セリフを飛ばして皆の足を引っぱっちゃいけないと思います。
自分でできる練習や準備は、できうる限りの時間を使って完璧にしようと思います。
そうしたら、きっとお客さんに笑顔を届けられる、はず(と、うちの師匠も言ってます)。
私たちの素人芝居と比較するのはあんまりですが、それにしても、たかだか1時間の演劇でも覚えることやることこんなに多いのに、昨日の3時間半のステージの歌詞、演奏、演出すべてを頭に入れて声を完璧な状態に保つのに、一体、この人たちはどれだけの努力をしているのだろう、どれだけ自分に厳しくしているのだろう、と考えていたら、涙があふれてきました。
歌も演奏ももちろん素晴らしいのですが、それよりなにより「人間」そのものに、心から感動しました。
いいわけしない大人になりたい。
私も、私たちを頼ってアクシスに来てくださってくる会員様たちのために、自分をもっともっと厳しく鍛えていこう。
そうしたら、会員様が小手先のスキルではなく、私という「人間」に喜んで下さる日が来るかもしれない。
改めて思いを強くした昨日でした。
ちなみに、ですが、昨日のホールはちょうど1年前私が某学会の基調講演で立たせてもらったステージでした。
「お~達郎さんと同じ床に立ったんだ~! 同じ楽屋を使わせてもらったんだ!」と思ったら感激ひとしおでした~!!
成田 奈緒子
久しぶりに行けました。このところチケットが当たらなかったのですが。
本当は6月の予定でしたが、バンドメンバーの病気で延期されてて、5か月後に実現した待望のコンサート。
18時半に始まり、終わったのが22時。
その間、バンドメンバーは時折姿を消し休憩しているにも関わらず、達郎さんはずうっとステージでダベったり弾き語ったりして全く引っ込まないところも、高音までキーを全然下げず、スピーカーなしで歌うサービスも、ずうっと貫いてる全く同じスタイルなんですが、問題(?)は、達郎さんの年齢!なんと66歳。
同じくらいの年齢層の先生方と私は大学で仕事をしていますが、ここ数年で目に見えて弱ってきていらっしゃる。
足腰目や内臓、いろんなところに問題抱えて、会議もしんどそう。ほぼ介護状態(笑)です。あ~私も10年後にはこうなるのね、って毎日思ってましたが、違うのね。
本当の勇気と元気、もらえました。
それはプロなんだから当たり前でしょ、って言いきれますかアナタ?
もっともっとお若いのに、あれもこれもしないでサボってズルして、それを「年齢のせい」や「体調のせい」や「厳しすぎる上司のせい」や「家族やなんやかやのせい」にしていませんか?
お客さんたちに誠実さを貫くには、まず自分の体を鍛え、心を鍛える。いいわけしない壮絶なストイックさがそこにあるのだと想像します。
そしてそれが感動を呼ぶ。大人ってこうじゃなくっちゃって思います。
今、ミュージカルの練習をしています。
(2月2日、本番です。皆さん見に来てね!)
↓↓
あの時、アクアリウムで
すごく簡単なセリフや歌詞なのに、すぐに飛ぶんです。情けない。
踊りもすぐ忘れるんです。
でも、だからこそ私、独りで必死に練習しています。
家にいるときも、車に乗っているときも、暇さえあれば振り付けの確認や歌の練習をしています。
私も、年のせいにはしません。体力のせいにもしません。
だって、相手がいるのですもの。
お客さんがわざわざ足を運んで見に来てくださると思ったら、ヘタは上手にはなれないけど、セリフを飛ばして皆の足を引っぱっちゃいけないと思います。
自分でできる練習や準備は、できうる限りの時間を使って完璧にしようと思います。
そうしたら、きっとお客さんに笑顔を届けられる、はず(と、うちの師匠も言ってます)。
私たちの素人芝居と比較するのはあんまりですが、それにしても、たかだか1時間の演劇でも覚えることやることこんなに多いのに、昨日の3時間半のステージの歌詞、演奏、演出すべてを頭に入れて声を完璧な状態に保つのに、一体、この人たちはどれだけの努力をしているのだろう、どれだけ自分に厳しくしているのだろう、と考えていたら、涙があふれてきました。
歌も演奏ももちろん素晴らしいのですが、それよりなにより「人間」そのものに、心から感動しました。
いいわけしない大人になりたい。
私も、私たちを頼ってアクシスに来てくださってくる会員様たちのために、自分をもっともっと厳しく鍛えていこう。
そうしたら、会員様が小手先のスキルではなく、私という「人間」に喜んで下さる日が来るかもしれない。
改めて思いを強くした昨日でした。
ちなみに、ですが、昨日のホールはちょうど1年前私が某学会の基調講演で立たせてもらったステージでした。
「お~達郎さんと同じ床に立ったんだ~! 同じ楽屋を使わせてもらったんだ!」と思ったら感激ひとしおでした~!!
成田 奈緒子