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子育て科学アクシスブログ


災害シュミレーションの話

上岡です

 
「コロナ禍」の読み方が最近になりわかりました。ラジオ中心の生活のせいか、ラジオではあまりこの言葉を言ってくれません。たしかに「音」だけだとイメージわかない言葉なのでラジオのアナウンサーからすると使い難いからなのでしょう。
こんな状況になる前の1月、私はパンデミックよりも、「確実に来るぞ来るぞ」と言われ続けている地震に注目しており、災害シュミレーションとして「もし職場にいるときに公共交通機関がすべてとまってしまったら!」と、職場から家まで徒歩で帰ってみることを試みました。
スマホを片手に、当日さながらの服装で、決して軽装にはせずにリュックにはいつもどおりパソコン。なかなか苦役でした。
途中何度も喫茶店に入る誘惑にかられながらも、「本当に地震があった日ならば喫茶店もやっていないはずだ」と我慢し、ひたすら歩きました。そんな緊張感を砕くように、途中2回も人生の先輩に「ここらへんにコンビニはあるかね」と道を聞かれました。
いつものなら「すみません。ここら辺のものではないんで」とお断りするところですが、そして、そうしかけましたが、今の私にはスマホがあります。スマホで調べてお伝えすることがでました。そしてよくよく考えると、当日も道を聞かれることはあるなーと考えなおしました。
4時間半かかりました。
最後ら辺は本当にくたくたでしたが、そんなとき、私の脳裏によぎったのは、屋久島に登った自分です。往復8時間以上を歩けたあの日の自分です。
「屋久島を歩けたんだからなんのこれしき!」
しかし、あれから5年経過しているので、この思考は大怪我をしがちな思考です。昔の体力があると思って、運動会で体を痛めてしまうお父さんたちのアレですね。
とかく、なんとか歩いて戻ることができました。
これでいざというときはおおまかな「家に歩いて帰る」イメージでき、不可能ではないことがわかったのが大きな収穫です。
そしたら、家にこもる時期がくるとは。これは想定外でした。

 
上岡