今年の梅は豊作だ！

皆さま

 
お元気ですか？成田です。

梅の雨と書いて梅雨。

やっと関東も入梅しましたが、タイトル通り今年の梅は豊作だそうで（テレビで言ってました）。

うちの庭には1本の梅の木があり毎年実をつけてくれるので、6月になると梅酒・梅シロップ作りをします。梅雨はうっとおしいけど、梅は嬉しい！

去年の梅は結構たくさん取れて、一年物の梅酒が何本もまだ瓶にあるのですが、そんな中、今年はその去年を超える文字通り大豊作なんです！

 


 
いつも手入れしてくださる庭師さんが、気を利かせて高いところの実も根こそぎもいで下さったので、ある日帰宅したらこの大量の梅が玄関に！正直、疲れて帰宅して発見したときは「ひえ～～っ！！」でした（苦笑）。

 
そのまま食べられるものだったら重宝されるだろうけど、もぎたて梅の実もらってもこまるだろうと、近所へのおすそ分けもできず、どうしよう・・

ということで、それから毎日せっせせっせと梅仕事をしました。

洗って拭いてヘタ取って、消毒した瓶につめてとおおわらわ。

で、・・・

 
 


 
やったー！！超しんどかったけど、できてみれば超嬉しい！！

梅酒も梅シロップも豊作です！

来年の出来が楽しみです♡

日付をみると、去年は6月10日～20日ごろに結構青い梅を収穫してたのですが、今年は6月5日でもすでに黄色い。

温暖化なのか！？

まあ、それはさておき、こんだけ仕込んでもさらにあまってしまったちょっと追熟された梅の実。まっ黄色で梅の香りも豊潤で。捨てるには忍びない。

色々調べたら、熟し梅をレンチンするだけで梅果汁と梅果肉が取れるではないですか。

早速作成した梅果汁は、お醤油に混ぜるとめちゃくちゃうまい梅酢醤油になりました。かつお（これも今年は豊漁だそうで脂のってます）のたたきにめっちゃ合う！

 


 
さらに「みをつくし料理帖」にはまっている娘が「煎り酒」できるんちゃうかと言い出し、現在作成中です。

 


 
いい感じの香りがしてきています。

江戸時代、まだ醤油が一般的でなかった時代に考案された和の調味料。

原法は梅干しを用いるのですが、塩を足せば全く遜色なさそう。

 
ということで、有効活用しまくった今年の豊作の梅でした。

そうそう、当てにしてたであろう鳥さんたちの餌として、傷が多い追熟果実も少しお庭に戻しておきましたので皆様どうかご安心を！

 
成田　奈緒子