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子育て科学アクシスブログ


ワクチン接種

藤原です。

 
子どもの頃、私は、みかんが酸っぱくて食べることができなかった。今でもレモン味の飴を舐められない。

41才の4月、生徒指導困難校に着任した。その日の昼に学校が用意してくれた鯖の弁当を食べた。弁当を食べ終わると、すぐに、顔全体が膨らみ真っ赤になり、呼吸が苦しくなった。病院に駆け込み、点滴を受けた。その日を境に大好きだった鯖を食べることができなくなった。

最近は、薬を飲むとすぐによくなる程度の蕁麻疹はときどきでることがある。

生徒指導上困難な学校に着任することが多かった。指導で苦しんでいる2,3年間は、決まって大腸ポリープの切除をしていた。不思議と指導が落ち着くと大腸ポリープはおさまった。今までで10回ほど大腸ポリープを切除した。

幼い時はとても体が弱く、とても大きな注射をおしりに打っていた。また、おしりにはおできがたくさんできていた。座ることも一苦労していた。幼い時は、とにかく体が弱く国立の国府台病院に通っていた。そして、一昨年、顔面神経痛に突如になった。今でも顔が少し曲がってしまっている。以前から顔は少しおかしかったと言われることもあるが。

 
これらのことで、ワクチン接種に対する私の不安はとても強かった。ワクチン接種後の不幸な方々のマスコミから情報を聞くたびにワクチン接種に対する不安はつのっていった。

 
新型コロナワクチンの接種券が4月中旬に届いた。すぐにコールセンターに電話2回した。つながらない。2日後の休日に、腰を据えてメールで申し込みをした。4月下旬か5月のはじめに接種をしようと空いている会場を探すが、すでに埋まっていた。片っ端から探っていった。5月20日に残り1つ空いている病院を偶然にも見つけることができ、そこに1回目の予約をした。そして、同じ病院で2回目の予約することもできた。

ワクチン接種当日、看護婦さんからワクチンの接種に関する説明があった。接種に来ていた方々は、接種後の不安を口々にされていた。みんな同じだなと思った。「電話でやっととったが2回目がとれない」と看護婦さんに訴えている方も。私は、薬手帳や血液検査の結果を手に持ち診察の順番を待った。医師から体調は?と聞かれ「大丈夫です」と答えると、流れるように注射をうたれた。全く痛くなかった。その後、15分待機をした。体調の変化は、起きなかった。腕が少し痛くなった程度で、その他に症状は出なかった。

2回目もスムーズにワクチンを接種した。不安はほとんどなかったが、熱が出る可能性の説明が看護婦さんからあった。夜6時過ぎから少し熱が上がり始めた。早めに寝ることにした。翌日は37度ぐらいあったが、それ以上には上がらずに3日目の夕方平熱になった。

 
私は71才。志村けんさんが亡くなったこともあり、とにかくコロナに罹らないように、マスクは二重にし、車での移動を中心にし、電車にはできる限り乗らずに、外食はしないように心掛けてきた。ワクチン接種をしたことで、一山をやっと超えることができたと感じがした。

皆様とマスクなしで会えることを心待ちにしております。

 
藤原一夫