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子育て科学アクシスブログ


あけましておめでとうございます

みなさま、新年あけましておめでとうございます。

ぱんだこと半田です。

 
…といっても、このブログを書いている今は2022年12月14日。

まだクリスマスも迎えていないこの時期に、ユニクロ千円値上げのニュースに動揺しつつ、来年1月のことに思いを馳せなくてはいけません。

年度始めに年間スケジュールを入れる生活を30年は続けており、年を重ねる毎に、一年がさらに早く感じるようになっている気がします。

そういう日々を過ごしているからこそ、「今ここ」に気持ちを向けて過ごす大事さも感じます。

そう、「マインドフルネス」ですね。

 
私の中では、マインドフルネス=ピダハン族というイメージですが、ピダハン族という民族をご存知ですか?

ピダハン族は、ブラジルのアマゾンの奥地に暮らす民族で、人口が400人を割る少数民族です。

西洋文明を取り入れることを拒み、狩猟や採集を中心とした生活で電気も使いません。

家や服は非常に簡素で、生活に必要な道具などは他民族との物々交換でまかないます。

 
ピダハン族の言語には大きな特徴があって、単語数がとても少なく、構文も非常に簡素です。

左右・色・数を表す言葉も、過去や未来を表す言葉や文法もありません。

昨日や明日を指す言葉がない生活なんて、追い立てられる毎日を過ごす私には、想像すらできません。

過去や未来を一切考える必要がない生活。

ただひたすら今だけを感じて、自分で直接触れて聞いて見て、感じるもの以外は考えない生活。

だから、信仰的なものや、宗教に関する儀式もありません。

今、目の前で起きていることだけが重要で、すべての興味や関心がそこにあります。

今しかありません。

 
日々をあるがままに楽しみ、そのために最低限必要なエネルギーしか使わない。

明日の食べ物があるかどうかなんて気にしない。

そもそも、今だけしか見ないから、先のことを考えて準備することもない。

これがなかったら?あれがなくなったら?なんて考えて、不安になることもない。

ああ、また食べすぎちゃったなあ~、あんなことを言って失敗した…なんて、過去にとらわれて悶々とすることもない。

自分でコントロールできないことを考えて苦しむこともない。

 
今この瞬間は、自分が直接体験しているものなので、自分の行動や思考自体でコントロールすることができます。

今この瞬間に集中する時間が長いほど、苦しみは少なく、しあわせです。

このマインドフルネスな状態を味わうには、瞑想することがお勧めです。

瞑想することで、自分で注意をコントロールすることができるようになります。

自分の意識を客観的に眺められるようになり、今この瞬間に注意を向けられるようになります。

一体、この物価高はいつまで続くの!?と不安になりがちな私。

その気持ちわかる!と思ったあなた、今ここで、瞑想してみませんか?

 
半田光代