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子育て科学アクシスブログ


親子

武田です。

暖かな日が多くなり桜の蕾も膨らんできました。

桜の季節、武田のブログ時期になりました(笑)

 
さて病院で会計待ちをしていたときの出来事です。

お子さんを横抱きに抱っこして荷物を抱えたお母さんが歩いて来たので声をかけ、

荷物の整理とお母さんが抱っこひもの準備をするまでしばらくお子さんを抱っこしました。

首が座っていなかったので生後2ヶ月くらいかな?と思いお母さんに確認するとビンゴ!

お子さんをお母さんに引き渡した際に「頑張ったね、いい子にして偉かったね。」と優しい声でお子さんに話かけた姿が大変微笑ましい様子でした。

しばらくして今度は診察を終えたばかりの車椅子に乗った高齢者と付き添いの家族がやって来ました。

80~90歳代と思われる親御さんと50~60歳代と思われる知的な容姿の娘さんでした。

車椅子に座って自分で上着を着ようしている親御さんに娘さんが「なんでこんな着にくい上着を着てきたのよ!早く着て!」とイライラしながら手伝いはじめました。

親御さんは身なりを気にする方なのか上着はお洒落で確かに着にくそうなものでした。

娘さんがイライラする気持ちもわかりますが近くにいてとても切ない気持ちになりました。

一つの空間に対象的な親子。

車椅子の親御さんも昔は幼い娘さんに優しい声で話かけていただろうに今では娘さんにイライラされてしまって・・・。

娘さんは親御さんの老いが受け入れられないのか?親御さんから厳しく育てられた過去があっての言動なのか?と想像が膨らみました。

老いには個人差があり程度は違えど思い通りに体が動かなくなるときが必ずきます。

そんなとき、皆さんが近くにいて欲しい人はどのような人ですか?

 
代表成田の著書「高学歴親という病」はお読みになりましたか?

ベストセラーになっているようでスタッフとしても大変嬉しいです。

詳細な内容は控えますが子育てだけでなく「人」の育て方についても大変参考になります。

書店で見かけた際にはぜひ手に取ってくださいませ。

近くにいて欲しい人はどのように育つのでしょうね。

 
 
武田由里江