語ることの素晴らしさ
皆さんこんにちは。成田です。
私は今、マレーシアのジョホール・バルという町におります。
大学生を引き連れ、マレーシア工科大学との交流プログラムに参加しています。
マレーシアは熱帯です。
ブーゲンビリアが咲き乱れ、バナナやマンゴー、カカオがなる木が自生していて、年間通じて30度前後。夕方にはスコールが降ります。
熱帯としかいいようのない気候です(笑)。
人々は良くも悪くものんびりしています。
ジョホール州の王様が3年前に亡くなり、息子さんがすでに継いでいるのですが、その就任式がやっと来週行われるそうで・・・
今町を挙げて盛大なパレードの準備が行われているため、あちこちで通行止め。観光地もずべておやすみ。
また、その王様の一存で、昨年までは土日が休日だったところ、突然、毎週金土曜日が休日になったそうで・・・
いいんかいそれで!!と突っ込みたくなる話満載のここマレーシアです(笑)。
そんなここマレーシアの工科大学で、学生たちは元気にこちらの大学生と交流しています。
マレー人、インド人、中国人など人種のるつぼ、宗教も色々のこの国の人たちにとって、日本は「アニメ」「マンガ」「ゲーム」の発祥、憧れの国なようで、工科大学で理系の勉強をしている学生の多くがこうやって日本語を自由選択科目として勉強しています。
この、私たちが見学させてもらった授業では時間の表し方を熱心に学んでいました。
この様子をみていて私は、改めてコミュニケーション力が育つための大事なステップを学んだような気がします。
入り口がなんであっても、まずは、「興味を持つ」、つまり好奇心からなんですね。彼らの「知りたい!」という好奇心に満ち溢れた目を見てつくづく思いました。
その次に「伝える!」があって、そこには語学の学習も必要でしょうし、コミュニケーションの方法論(表現力脚本・演出力)も必要でしょう。
そして最後に「考える」、つまり地球規模での例えば平和について、などを考え、さらなる行動につなげていくことができるわけですね。まさにからだの脳(好奇心)→お利口さん脳(知識)→こころの脳(思考)です。
3月15日、アクシスでは「語りたいヒト」に真っ先に応募してくれたKSさんとそのお母様をお迎えしての一日ワークが開催されました。
お母様もおっしゃっていましたが、10年間一緒に診てきた私も、あのKSさんが、こんな風にたくさんの方たちの前で自分のことをきちんとした言葉で、素晴らしいパワーポイントのプレゼンテーションの準備をした上で語る日が来たことに、本当に感無量でした。
そして、KSさんはここで終わらずに、これから自分のスキル、経験をさらに生かしてキャリアを積んでいきたい、とどんどん前に向かって夢を膨らませています。
医療だけでは完結しない、「育てつつ治療する」という私の描いた理想像がここに実現できたような気がして、それを具現化して下さったKS母子に心から感謝するとともに、アクシスを支えてくださる会員の皆様とスタッフにも、再度心からの感謝です!ありがとうございます。
参加された方からも「素晴らしかった」「また話を聴きたい!」という声をたくさんいただきました。
でも、どうぞ皆さんも聞くだけではなく、語ってください。
アクシスは、ただ聴くだけではなく、自分から興味を持っていただき、伝えていただき、考えていただくことによって皆さんの脳を育てていく場なんです。
語りたい方、常時募集中です・・・!お待ちしています。
成田奈緒子
私は今、マレーシアのジョホール・バルという町におります。
大学生を引き連れ、マレーシア工科大学との交流プログラムに参加しています。
マレーシアは熱帯です。
ブーゲンビリアが咲き乱れ、バナナやマンゴー、カカオがなる木が自生していて、年間通じて30度前後。夕方にはスコールが降ります。
熱帯としかいいようのない気候です(笑)。
人々は良くも悪くものんびりしています。
ジョホール州の王様が3年前に亡くなり、息子さんがすでに継いでいるのですが、その就任式がやっと来週行われるそうで・・・
今町を挙げて盛大なパレードの準備が行われているため、あちこちで通行止め。観光地もずべておやすみ。
また、その王様の一存で、昨年までは土日が休日だったところ、突然、毎週金土曜日が休日になったそうで・・・
いいんかいそれで!!と突っ込みたくなる話満載のここマレーシアです(笑)。
そんなここマレーシアの工科大学で、学生たちは元気にこちらの大学生と交流しています。
マレー人、インド人、中国人など人種のるつぼ、宗教も色々のこの国の人たちにとって、日本は「アニメ」「マンガ」「ゲーム」の発祥、憧れの国なようで、工科大学で理系の勉強をしている学生の多くがこうやって日本語を自由選択科目として勉強しています。
この、私たちが見学させてもらった授業では時間の表し方を熱心に学んでいました。
この様子をみていて私は、改めてコミュニケーション力が育つための大事なステップを学んだような気がします。
入り口がなんであっても、まずは、「興味を持つ」、つまり好奇心からなんですね。彼らの「知りたい!」という好奇心に満ち溢れた目を見てつくづく思いました。
その次に「伝える!」があって、そこには語学の学習も必要でしょうし、コミュニケーションの方法論(表現力脚本・演出力)も必要でしょう。
そして最後に「考える」、つまり地球規模での例えば平和について、などを考え、さらなる行動につなげていくことができるわけですね。まさにからだの脳(好奇心)→お利口さん脳(知識)→こころの脳(思考)です。
3月15日、アクシスでは「語りたいヒト」に真っ先に応募してくれたKSさんとそのお母様をお迎えしての一日ワークが開催されました。
お母様もおっしゃっていましたが、10年間一緒に診てきた私も、あのKSさんが、こんな風にたくさんの方たちの前で自分のことをきちんとした言葉で、素晴らしいパワーポイントのプレゼンテーションの準備をした上で語る日が来たことに、本当に感無量でした。
そして、KSさんはここで終わらずに、これから自分のスキル、経験をさらに生かしてキャリアを積んでいきたい、とどんどん前に向かって夢を膨らませています。
医療だけでは完結しない、「育てつつ治療する」という私の描いた理想像がここに実現できたような気がして、それを具現化して下さったKS母子に心から感謝するとともに、アクシスを支えてくださる会員の皆様とスタッフにも、再度心からの感謝です!ありがとうございます。
参加された方からも「素晴らしかった」「また話を聴きたい!」という声をたくさんいただきました。
でも、どうぞ皆さんも聞くだけではなく、語ってください。
アクシスは、ただ聴くだけではなく、自分から興味を持っていただき、伝えていただき、考えていただくことによって皆さんの脳を育てていく場なんです。
語りたい方、常時募集中です・・・!お待ちしています。
成田奈緒子