アクシス de 家族会議:新しいラウンジ利用のカタチ
こんにちは。黒岩です。
厳しい暑さが続いておりますが、お変わりありませんか。
子育て科学アクシスは、暑さに負けず、レパートリー豊かなワークを開催しております。
さて、先日、アクシスの会員様が一家勢揃いで午後ラウンジにご参加くださいました。
今回のラウンジ利用の目的は「家族会議の開催」とのことで、アクシススタッフも同席させていただくという、一風変わった家族会議であり、新しいラウンジのご利用法でもありました。
会議の開始当初は、お互いに意見を譲り合っていた感もありましたが、徐々に「お父さんの話を聞いていると、意見を押し付けられている感じがする」や、「〇〇は、話しかけても『のれんに腕押し』って感じで、ちゃんと聞いてくれてるの?」など、意見交換が活発になっていきます。
親御さんはどうしてもお子さんに伝えたいことがあって、それに対する素早く前向きなお子さんの回答が得られないことにイラついてしまう。お子さんが頑張ってるのは充分認めているのですが、ついつい「一回出来たんだからすぐにもう一回できるはずだよね」と考えてしまう。でも、お子さんからしてみれば、その一回、自分なりの一生懸命でエネルギーを使い果たし、またもう一回、と進むには「富士山にもう一回登れというような」負担感を感じているわけです。普通に考えれば富士山登山を二週間続けてする人はいないわけで……
心の脳とは、まさにこの、「イヤだけど頑張る」脳です。親御さんからすれば、それが当たり前でも、まだまだこの脳が完成していないお子さんに対しては、「まずは言葉にして自覚を促す」のが第一ステップです。
今回の家族会議では、親御さんがついつい言葉を重ねそうになったその瞬間に成田からstopが入りました。そして、正論を伝えようとするのではなく、そのときそのお子さんが自分でどう感じたかを聞き取っていきます。そうすると、「そこにいたるまでの行程では、めっちゃ苦痛を感じたけど、達成できたら爽快だった」と、きちんと言葉にして話してくれたのです。
これが一番大切な脳育てのプロセスなんです。経験と感情をきちんと結びつけて、言葉にして出させていくことで、いつしか「イヤだけど頑張る」ができていくことを促すのが脳育てです。
アクシスのワークでいくら習っていても、家に帰れば忘れてしまったりして、なかなか応用できません。でもこうして家族ごといらしていただくことで、その瞬間瞬間に重要なポイントを知って頂けるのが、私たちにとっても新鮮でした!!
ご利用いただいた会員様からは「家族だけだとすんなり出ない話も、先生方が一緒にいることで、 刺激&潤滑油になり話しやすくなり、また指摘され( なるほどと言う)会話方法にも気づいてもらうことができました。家族会議の効果が現れることを期待しつつ、 私のパワーアップとストレス解消ともっといい会話に励みたいと思 います。」と、非常にありがたいお言葉をいただきました。ありがとうございました♪
今回のようなご利用方法にご興味をお持ちの方は、お気軽にスタッフにお問い合わせくださいね。
ぜひ、「アクシス de 家族会議」をご活用くださいませ!
黒岩 美喜
厳しい暑さが続いておりますが、お変わりありませんか。
子育て科学アクシスは、暑さに負けず、レパートリー豊かなワークを開催しております。
さて、先日、アクシスの会員様が一家勢揃いで午後ラウンジにご参加くださいました。
今回のラウンジ利用の目的は「家族会議の開催」とのことで、アクシススタッフも同席させていただくという、一風変わった家族会議であり、新しいラウンジのご利用法でもありました。
会議の開始当初は、お互いに意見を譲り合っていた感もありましたが、徐々に「お父さんの話を聞いていると、意見を押し付けられている感じがする」や、「〇〇は、話しかけても『のれんに腕押し』って感じで、ちゃんと聞いてくれてるの?」など、意見交換が活発になっていきます。
親御さんはどうしてもお子さんに伝えたいことがあって、それに対する素早く前向きなお子さんの回答が得られないことにイラついてしまう。お子さんが頑張ってるのは充分認めているのですが、ついつい「一回出来たんだからすぐにもう一回できるはずだよね」と考えてしまう。でも、お子さんからしてみれば、その一回、自分なりの一生懸命でエネルギーを使い果たし、またもう一回、と進むには「富士山にもう一回登れというような」負担感を感じているわけです。普通に考えれば富士山登山を二週間続けてする人はいないわけで……
心の脳とは、まさにこの、「イヤだけど頑張る」脳です。親御さんからすれば、それが当たり前でも、まだまだこの脳が完成していないお子さんに対しては、「まずは言葉にして自覚を促す」のが第一ステップです。
今回の家族会議では、親御さんがついつい言葉を重ねそうになったその瞬間に成田からstopが入りました。そして、正論を伝えようとするのではなく、そのときそのお子さんが自分でどう感じたかを聞き取っていきます。そうすると、「そこにいたるまでの行程では、めっちゃ苦痛を感じたけど、達成できたら爽快だった」と、きちんと言葉にして話してくれたのです。
これが一番大切な脳育てのプロセスなんです。経験と感情をきちんと結びつけて、言葉にして出させていくことで、いつしか「イヤだけど頑張る」ができていくことを促すのが脳育てです。
アクシスのワークでいくら習っていても、家に帰れば忘れてしまったりして、なかなか応用できません。でもこうして家族ごといらしていただくことで、その瞬間瞬間に重要なポイントを知って頂けるのが、私たちにとっても新鮮でした!!
ご利用いただいた会員様からは「家族だけだとすんなり出ない話も、先生方が一緒にいることで、
今回のようなご利用方法にご興味をお持ちの方は、お気軽にスタッフにお問い合わせくださいね。
ぜひ、「アクシス de 家族会議」をご活用くださいませ!
黒岩 美喜