ロボットレストラン

帰省した時、甥っ子に「叔父ちゃん、大きくなったね」「本当だ！大きい！」と賑やかに言われました。

もう40歳過ぎてる私ですので、明らかに身長のことを言われているのではないわけで、本格的にウォーキングを始めた上岡です。

 
猫さんらと1日まったりすることが大好きな私にとって運動目的の散歩は苦痛極まりないものでしたが、慣れてくるとなかなか。

録音したラジオ番組を聴きながら、木々や花、たまに見える妖精たちを愛でながら家の周辺を歩くことが楽しくなってきました。

家の周囲が静かな環境であることが功を奏したわけですが、今回は真逆な騒がしい環境の話です。

「ロボットレストラン」です。

 
多くの人々が乗り降りする新宿駅。この時点で人疲れし気持ちがへこみますが、人ごみをかき分けて歩くこと5分。見えてきたのはきらびやかなビルと外国の人々。それが「ロボットレストラン」です。



 
名前からしてどんな場所なのか連想しづらいと思いますので簡単にご説明します。

大きなロボットが出てくる90分近くのショーを鑑賞する劇場です。

レストランと名前はついていますがメニューを見て自由に注文する場面ではなく、お弁当（sushi！）がほしい人は事前に注文し、あとはショーの途中でポップコーンなどが販売されるぐらいです。メインはショーです。

 
最初に驚いたのは外国の観光客の多さ！どうも外国の方向けの観光パンフレットに掲載されている場所らしく、私の周りはみんな異国の家族連れでした。

そして、そんな旅行客に流暢な英語で対応できる受付の人を揃えているのも凄い！

待合室のきらびやかさも凄い！金ぴかで鏡ばり！トイレも複数の原色で彩られてました。ちなみに、ここで飲み物を購入することができます。

そして、ショー！

地下にそんなに大きくない劇場があり、真ん中が舞台で両側に客席がズラリと並んでます。

その舞台で客席ぎりぎりまで使って、大きい乗り物（恐竜だったり、動物だったり、人型だったり）が登場するわ、ライトは点滅、大音量のミュージック、そして男女性のダンサーさんらが笑顔で踊る踊る踊る。

本当に目のまん前でショーを繰り広げてくれます。圧巻です。

受付からショーの中身まで、この隙間ない演出された空間、日本人はマメ！真面目！まさに「お・も・て・な・し」の精神です。

そこで思い出すのはハワイのハワイアンショー…。真面目に踊るダンサーもいれば、半笑いで踊りを何度も間違えながら踊るダンサーもいました。

ハワイにはハワイの良き雰囲気があります。が、私は観客ならば、日本のしっかりとしたエンターティメント精神が好きです。勉強になります。

 
静かな場所が大好きで、騒がしい場所は疲れたりしてなにをしていいかわからなくなるので不得意でしたが、さんざん人ごみの中きたので腹をくくりましたよ。するといつの間にやら大きく拍手したり歓声あげたり腕振ったり、ちょっとしたフーリガン化している自分がいました。

ずっと盛り上がっている日々が続くのは疲れるので絶対嫌ですが、いつもと違う自分が出てくる「ハレの日」もあって良いなと、東京のど真ん中で感じました。

ご興味ある方はぜひぜひ♪

 
上岡