言葉の見張り番
こんにちは。成田です。
いよいよ年末が近づき、アクシスでも年賀状を作る季節になりました。
昨年までのイラスト中心の年賀状から一新、ぜひ3年目を迎えたアクシスが「頑張ってるよ~」ということを、お世話になった方々にお伝えしたく、今年は文章を多くした内容にしました。
印刷屋さんに元原稿を頼んでゲラが上がってきて、「ん?!」と思いました。
私が「伝えよう」という内容が、どうにも伝わらない文章になっているのです。いえ、文面は一字一句私がお願いしたものと違ってないのですよ。でも、違うのです。
文字の置き場所が違うというか、文の流れが分断されているというか・・・
見た目にも美しくないし、さっと読んだときに、こちらが伝えたいことが伝わらない「つくり」になっているのです。
メールやこういったブログなどが普及するにつれて、例えば文の頭の文字は一文字下げる、とか、「」の中の文章はなるべく一息に読めるように改行を入れない、とか、当たり前のように接してきた文章のつくりが、無視される場面も多くなっています。
学生たちの小論文を見ても、「本物の文章を読んでいないのだな」と思うことしきりです。
まあ、元来文章にセンシティブなはずの印刷屋さんでもこうなのですから、致し方ないのでしょうね。
こんな時代だからこそ、本を読む、言葉に興味を持つ、ということがとても重要なことだと改めて思います。
特に最後まで私が気になってしまったのが、アクシスの開室日の表記です。
「火・水・金・土日不定期開室」という表記が気になる。どうしても気になる。
「火・水・金・不定期土日開室」でなければ、正しく伝わらない、と思うわけです。この、ニュアンスの違い、見た目の違いが大切だ、と言葉を大切にしてきた成田としては強く思うわけです。
そのへんのニュアンスは、アクシスでは上岡も共通して持っていて、ちょっと私は勇気がわきます。
アクシスで開催するワークの特徴として、それぞれのスタッフが専門家として長く携わってきた学問をベースにしたものもありますが、それ以外に、それぞれの人生において極めた、と確信できるものを専門の知識と交えて作るワークがあります。
11月~12月に開催した成田と上岡で作った「言葉を使う能力を鍛える(1)(2)」ワークなどはそのいい例です。
成田も上岡も、とても「言葉」を大切にして生きてきました。
このワークでは、成田は四字熟語ややまとことばの知識を増やしてもらうとともに、川柳や狂歌、マザーグースやラップなどにも手を広げて、言葉への興味と親しみを持ってもらい、もっと言葉にセンシティブになるための訓練をします。
一方上岡は自分の中にある言葉をどんどん引き出す訓練を、種田山頭火の俳句やイマジネーションゲームを通して行います。さすが演劇の脚本を書いてきただけあって、とても豊富なバックグラウンドからどんどん楽しいネタが出てきます。
これらの「言葉」ワークは、「言葉の見張り番」を自負する成田・上岡が総力を結集して作っているので、どんな年齢層の方にもきっと新しい学びになり、そして自己啓発のきっかけになる、と確信しています。
言葉にもっとセンシティブになりたい!知らない言葉をもっと身に着けたい!と思われる方はぜひ、1月からの「自分に自信をつける」ワークカテゴリにご参加くださいませ。言葉ワークに新ネタをたくさんご用意してお待ちしています!
成田奈緒子
いよいよ年末が近づき、アクシスでも年賀状を作る季節になりました。
昨年までのイラスト中心の年賀状から一新、ぜひ3年目を迎えたアクシスが「頑張ってるよ~」ということを、お世話になった方々にお伝えしたく、今年は文章を多くした内容にしました。
印刷屋さんに元原稿を頼んでゲラが上がってきて、「ん?!」と思いました。
私が「伝えよう」という内容が、どうにも伝わらない文章になっているのです。いえ、文面は一字一句私がお願いしたものと違ってないのですよ。でも、違うのです。
文字の置き場所が違うというか、文の流れが分断されているというか・・・
見た目にも美しくないし、さっと読んだときに、こちらが伝えたいことが伝わらない「つくり」になっているのです。
メールやこういったブログなどが普及するにつれて、例えば文の頭の文字は一文字下げる、とか、「」の中の文章はなるべく一息に読めるように改行を入れない、とか、当たり前のように接してきた文章のつくりが、無視される場面も多くなっています。
学生たちの小論文を見ても、「本物の文章を読んでいないのだな」と思うことしきりです。
まあ、元来文章にセンシティブなはずの印刷屋さんでもこうなのですから、致し方ないのでしょうね。
こんな時代だからこそ、本を読む、言葉に興味を持つ、ということがとても重要なことだと改めて思います。
特に最後まで私が気になってしまったのが、アクシスの開室日の表記です。
「火・水・金・土日不定期開室」という表記が気になる。どうしても気になる。
「火・水・金・不定期土日開室」でなければ、正しく伝わらない、と思うわけです。この、ニュアンスの違い、見た目の違いが大切だ、と言葉を大切にしてきた成田としては強く思うわけです。
そのへんのニュアンスは、アクシスでは上岡も共通して持っていて、ちょっと私は勇気がわきます。
アクシスで開催するワークの特徴として、それぞれのスタッフが専門家として長く携わってきた学問をベースにしたものもありますが、それ以外に、それぞれの人生において極めた、と確信できるものを専門の知識と交えて作るワークがあります。
11月~12月に開催した成田と上岡で作った「言葉を使う能力を鍛える(1)(2)」ワークなどはそのいい例です。
成田も上岡も、とても「言葉」を大切にして生きてきました。
このワークでは、成田は四字熟語ややまとことばの知識を増やしてもらうとともに、川柳や狂歌、マザーグースやラップなどにも手を広げて、言葉への興味と親しみを持ってもらい、もっと言葉にセンシティブになるための訓練をします。
一方上岡は自分の中にある言葉をどんどん引き出す訓練を、種田山頭火の俳句やイマジネーションゲームを通して行います。さすが演劇の脚本を書いてきただけあって、とても豊富なバックグラウンドからどんどん楽しいネタが出てきます。
これらの「言葉」ワークは、「言葉の見張り番」を自負する成田・上岡が総力を結集して作っているので、どんな年齢層の方にもきっと新しい学びになり、そして自己啓発のきっかけになる、と確信しています。
言葉にもっとセンシティブになりたい!知らない言葉をもっと身に着けたい!と思われる方はぜひ、1月からの「自分に自信をつける」ワークカテゴリにご参加くださいませ。言葉ワークに新ネタをたくさんご用意してお待ちしています!
成田奈緒子