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子育て科学アクシスブログ


新・救世主は太陽!

皆さんこんにちは、成田です。

 
昨日、大学の保健センター医務室の看護師、Kさんにばったりあった瞬間に思い出しました。保健センターの年報の原稿、書くの忘れてたー!

 
ということで、本日南紀白浜講演出張の出発待ちラウンジで、ブログを書き、それを帰宅後編集し直して提出しようと画策しました。

一石二鳥を狙う私ってなんてエライ♪

 
今を遡ることちょうど2050年前、救世主イエス・キリストは混乱極めるユダヤの地、エルサレムで誕生しました。

33歳で、ゴルゴダの丘で磔刑に処されるまで彼は、精力的に国内各所で説教し、奇跡を起こし、確実に民衆を味方につけていきました。

結果、ローマ帝国の血を引くヘロデ王一門にさんざんな迫害を受けたにも関わらず、イエス・キリストの教えは人々の心から心へ、2000年以上も引き継がれ、世界中の国の言葉に訳され、信者を獲得し続けて来たわけです。

 
この夏、聖書を読み返してみました。

あ、一応ミッションスクール出身で、毎朝礼拝を受け、聖書の授業も受けて来た身です。劣等生でしたが…

改めて読むと、その教えのシンプルさに驚きます。

ただ神を愛すること、自分を愛するように回りの人々を愛すること、それだけが大切、と説くのみです。

それだけで世界を席巻してきたキリスト教の特異性には、本当に驚かされるのですが、今の世界を眺め直してみると、もはやそれだけでは救う力となり得なくなってきた、世紀末の恐ろしさを感じてしまいます。

毎日のように繰り返される、悪魔のような人間たちの仕業。

地球は、人類は、確実にdeclineし続けていると考えるのは私だけではないでしょう。
 
なぜこんなことになるのだろう?と色々考えてみます。

答えは出ませんが、ヘロデ王のごとき強力なevilに支配されているわけでもないのに、少なくとも今の日本人の心は総じて、キリストの時代の人々と同じくらい沈鬱で、憎悪に満ちているようにに思えます。

閉塞感、とでも言うのでしょうか?

出口も希望も見えない毎日に、押し潰されそうになりながらそれでも日々の労働をこなす姿が、聖書に描かれる民衆と同じに思えます。

 
たぶん、今救世主が登場してこの沈鬱な心が晴れる「奇跡」を起こし、人々が皆それを体感できれば、希望が戻るのでしょうね。

まさに今は紀元前と同じ「救世主待ち」の時代なのです。

 
本当は、特にキリスト教を長く排除しながらも平和を希望を保ってきた日本人には独自の救世主がちゃんといます。

それは「自然」です。

太陽、風、雨、山、海、森、すべてがずうっと古代から私たち日本人の信仰の対象でした。そこにも、ここにも、どこにでも神がいるから、私たちはいつも笑顔で安らかに生活してこられたのです。

日本人はすっかり自然に背を向けてしまったから、不安になりました。

沈鬱で憎悪にあふれる気持ちがいつまでも晴れません。

 
救世主は太陽です。

私たちはもう一度、太陽と、そして、自然と共に生きる選択をしなければなりません。

太陽を浴びれば、あなたの沈鬱な気持ちは、あの子の憎悪に満ちた気持ちは、必ず晴れます。それはいまや科学に裏打ちはされていますが、やはり「奇跡」なんです。

体で奇跡を感じたら、きっと、救世主を慕う人はいつか群衆となり強大なパワーとなり、国家を、世界を変えうる力になるでしょう。

私たちは、それを今行わなければいけないのです。

太陽がのぼったら起きて働き、太陽が沈んだら体を横たえて眠る。

それだけで地球が救えるなんて、イエス・キリストの教えよりもずっとシンプル♪

 
あー私がカリスマだったら、今すぐ「太陽の申し子、新・救世主」として布教の旅に出るのに…

妄想広がる夏の私です(笑)。

 
和歌山行き飛行機、遅れてるようです。

夏休みの家族連れあふれるこの待合室で、成田はもう少し妄想を続けます。

 
成田奈緒子