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子育て科学アクシスブログ


レッテルをはがして生きていく

皆さんこんにちは、成田です。

 
先日、アクシスのある南流山駅の線路そばを歩いていたら、見たこともない美しい鳥が目の前を飛んで横切りました。

背中は青色、そしてお腹側はオレンジっぽい赤。

大きさはムクドリくらい。くちばしはちょっととがって全体はずんぐりむっくりっぽい。

めっちゃ急いで携帯取り出し写真撮ったんですが・・・

 


 
わかんないですよね。へたくそなもので、すみません。

で、今時便利な検索機能万端のスマホを駆使して・・・

→私のおすすめは  https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/  めっちゃ愛用してます!
条件「大きさ 小」「色 青系」「季節 夏」「環境 市街・住宅地」と入れて出てきた答えが

 
イソヒヨドリ

オオルリ

コシアカツバメ

サンコウチョウ

ルリビタキ

 
まあ、名前からしてイソヒヨドリは違うでしょ、と外して他の鳥を一つ一つ検索して調べてみたけどあまり合うものがない。

最後に「磯じゃないけど・・」とイソヒヨドリを検索してみると・・

!!!!

 


 
これやん!間違いない!

え?どうして磯のいの字もない南流山駅前にイソヒヨドリ?!・・・とよくよく調べてみると、

「もともとは磯の崖っぷちに営巣して繁殖していたが、最近になり都市部にも見かけるようになってきた」そうです。なんでも、高いビルの端っことかを海岸の崖っぷちにみたてて繁殖しているらしい。

ということで皆さん、この私のへたくそな写真を改めてみてください!

おお!セブンイレブンの壁が崖に見える!よね?

スマホをがたがた探している間に一羽が飛んで行ってしまったのですが、実はこの時見つけたのはつがいで、二人はここででさえずりあって交歓会をしていたのですよ~!おお!都会の崖っぷちで愛をはぐくむ二人!いや二羽!

 
ということで、私は感動しました。

本来は、「海が好き!磯が好き!崖が好き!」と言って住むところを限定していた、そのために名前にまで「磯」がついてる鳥さんです。勝手にそんな名前を付けたくせに人間は、自分の勝手都合で環境破壊を進めていって彼らの生存環境を奪っていったのでしょうね。ありがちな人類の利己主義です。

でも、そうなったときに絶滅一直線ではなく「じゃあ、もっといいとこ探そうか!」なんて言ったのか言わないのか、いかにも身軽に住む場所を変えてしまっている、このイソヒヨドリのフレキシビリティが素晴らしい!

そしてあろうことか、千葉県の中でも特段に海がない南流山に生息地を見出すこの大胆さ!

 
以前も書きましたが、今年は出歩く人間の数が少ないので、ことさらに野生動物たちがのびのびしている気もしますが、それにしても、この子たちの自由さ闊達さは、翻って私たち人間の学びとなる部分が大きいのではないでしょうかね。

 
「〇〇だから無理」「△△でなければ・・」

 
用例:トシだから無理・カラダが不調でなければ・・

 
はい皆さん、今日からこういう考えや行動・言動をやめてみませんか?

自分で自分に足かせ付けたら、その場にすくんでしまって動けなくなり、餌もなくなって死んでしまうんです。

自分に貼られたレッテルは関係ないし、ましてや自分で自分に貼ったレッテルなんて無意味です。さっさと破り捨てましょう。

 
鳥さんたちはこんなことは考えません。ただただ生きていくことだけ、それだけです。

あるいはそれは、種の保存という本能あるいは遺伝子レベルのプログラムのなせる業かもしれません。

それならばなおのこと、今危機に瀕する地球という星の上で立ち往生する私たち人間という動物にとって、これこそが最も必要な要件だとは思いませんか?

ごちゃごちゃ言い訳する「おりこうさんの脳」よりも今、生きるための「からだの脳」を研ぎ澄ますことが本当に大事なのだと私は強く思います。

興味をお持ちになったら、ぜひ、アクシスのワークで根本から学んでくださいね。

運が良ければ駅前でステキな青い鳥に出会えますよ❤️

 
 
成田 奈緒子