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子育て科学アクシスブログ


Si puó fare

皆様こんにちは、成田です。

 
バタバタしているうちにいつの間にか9月、アクシスもお陰様で開室5か月目を迎えました。

会員の皆様やたくさんのお力添え下さる皆様に感謝感謝です。

 
ところで、先月末に行いました映画鑑賞ラウンジでは、イタリア映画「人生ここにあり!」を鑑賞しました。

精神障害のある人たちが、組合を作り、病院から出て自分達の特性を生かした仕事を自分達の力で行っていく、という話です。

 
登場人物がいちいち個性的でリアルで、その人たちが仕事を始めて次第に変わっていく様子も的確に描かれてて、ストーリーの展開もドラマチックで本当に良い映画です。

さすがアクシス演劇部(?)のスタッフ上岡が厳選しただけあります。

 
で、その映画の最後の方のシーンで組合員達が掲げるホワイトボードに何て書かれてたんだろう、ということが、終了後に話題になりました。

「たぶんこれだったのだろう」ということになったのが、表題の「Si puó fare」です。
 
これ、この映画の原題です。イタリア語で「頑張ればできるさ!!」という意味です。

全編に流れる主題をうまくつかんだ一文で素敵だと思います。

……なのになぜ、「人生ここにあり」なんだろう??

もちろん色々考えてのこの邦題なんだろうけど、このタイトルでは伝わらないなあ、と思います。

 
Gone with the windが「風と共に去りぬ」として市民権を得てるように(「ぬ」がいいですよね)邦題の付け方って映画生命を左右すると思うのですが…
この映画が、これだけ素晴らしい作品なのにあまり日本で知られていないのは、この邦題のせいでもあるのかも、と少しだけ思ってしまいました。

 
映画鑑賞ラウンジにいらして下さった皆様、ありがとうございました。

来月も、お待ちしています♪

 
成田 奈緒子