2022年12月18日(日)10時~12時は「こころの脳の育て方オンライン~ペア練⑩その時子どもは動いた!決め手となった関わり方を学ぼう~」を開催します!
2022年12月18日(日)10時~12時は「 こころの脳の育て方オンライン~ペア練⑩その時子どもは動いた! 決め手となった関わり方を学ぼう~」(担当:成田・上岡 5Pまたは1プログラム)を開催します!(ご予約はこちらから!)
上岡です。
年末です。今年最後のオンラインワークは、10回にわたりお届けしてきました「ペアレンティングワークシリーズ」の最終回となります(来年からはまた、ペア練①から開始します。参加し逃した方はもちろんですが、参加済の方も、内容はちょいちょい変更しますので、ご都合あえばご参加ください)。
最終回は、事例をもとにお話しさせていただきます。
私たちスタッフは、アクシスやアクシス以外の支援機関で、様々な人生に触れてきました。今日明日で解決できるご相談もありましたが、たいがいのご相談は長期戦です。それゆえに「この状態がまだ続くのか…」とがっかりされることもあるものですが、それでも、子どもたちをよ―く観察していきますと、じっくりコトコトゆっくりと成長がみられます。決して「この状態」が続いているわけではないのです。
今回はいくつかの事例をもとに、「あの出来事が機微な成長をうながしたきっかけだったのでは!?」談義を、毎度、おなじみ成田と上岡でお話いたします。そしてそれは、今までお話してきたペアレンティング6か条とリンクします。
例えばこんな事例。
「小学生のY氏は自転車に乗れるようになりました。ある日、父とともに自転車で出かけたとき、交差点を左右確認せずにつっきったところ、父からビンタをくらいました。そして理由を説明されました。Y氏はそれ以降、左右確認を怠りませんでした」
ポイントは書かれていない部分です。大人が、どこででっかい雷を落とすか、は大切です。日頃から怒っていれば効果はありません。6か条の「親はブレない軸をもつ」ですね。
「中学生のY氏は部活動を始めました。人がしゃべっていると、内容は上の空でも、ついついそっちをじっと見てしまう習性があるY氏なので、『真面目』と誤解され、部長になってしまいました。しかし集団をまとめられません。イライラする毎日。あるとき、家のリビングで美味しい『シルベーヌ(ブルボン)』を食べながら、山田太一のドラマを見るという至福の時間を過ごしているとき、母が「人間関係って大変よねー」と職場の愚痴を語りだしました。自然と私も部活の愚痴をとめどなく語り、父も「そうなんだよ。職場の人間関係もな~」と参加しだしました。」
これなんぞ、母は上手にY氏の愚痴を引き出し、そして、中学生部活と職場の人間関係を「レベルが違う」と一蹴せずに対等に聞いてくれたことです。その先にあるのは吐き出しきった先の安堵の表情です。6か条の1つ「ポジティブな家庭環境をつくる」内の「親も失敗談を語ろう」ですね。
「Y氏はおこづかい制でした。1日10円から始まり、中学生・高校生のときは月払いでまとまったおこづかいをもらいました。だから、値段高めのものが欲しいときは貯金することを学びました。貯金では届かないものは、親にその必要性をプレゼンすることを学びました。くわえて、父は定期的に家庭の経済事情を数字を交えて教えてくれました。最初はなんだか怖い話をされている感もありましたが、のちに大人扱いをされていることを嬉しく思いました。そんなY氏の弱点は英語と数学です。残念ながら大学受験をもう1回することになりました。Y氏は父の部屋に行き、ひざをつき、頭を下げて『もう1年勉強させてください』とお願いしました。」
英数教育は追いつきませんでしたが、経済教育のたまものな出来事です。お金の価値をしっかり理解し、ゆえに家族間であろうとも、礼をつくす姿勢がとれたのです。Y氏は、パチンコにハマることなく、立派に浪人生をやり遂げたとのことです。6か条の1つ「お互いを尊重し協力しあう」ですね。
こどもの変化は、たいがい大勢の人々の心を震わせる名言やスーパーヒーロー的な行動なんかでなく、大人側のじっくりコトコトゆっくりとの関わりです。
ご参加、お待ちしております。
上岡勇二
★この「こころの脳の育て方オンライン」シリーズは通常のワークとは異なり「オンライン専用」ワークです。
イメージとしてはYouTubeやテレビ番組のように「視聴していただく」が中心です。従いまして原則音声はずっとミュートにしていただき、必要ならご自身の画面も消していただき、自由に過ごしながら学んでいただきます。
こちららからの問いかけや質問などに対する答えは、可能であればチャットで都度入力していただいております。もちろん時には音声でご質問される方もいらっしゃいますが、通常ワークのように強制(笑)することは絶対にございません。
ご家族皆さんで視聴していただいても構わないので、つなげっぱなし、かけっぱなしでその場を離れたりお子さんの相手をしていただいても結構です。
★Google MeetでPC、スマホから簡単につながっていただけます。
初めての方でも大丈夫!つなぎ方は徹底サポートしますよ。 マニュアルはこちらです。
↓↓
【会員用】オンラインマニュアル
★9時45分から使い方の説明(ワーク中、チャット機能を使って発言する方法など)があり、ワーク自体は10時から開始となります。
上岡です。
年末です。今年最後のオンラインワークは、10回にわたりお届けしてきました「ペアレンティングワークシリーズ」の最終回となります(来年からはまた、ペア練①から開始します。参加し逃した方はもちろんですが、参加済の方も、内容はちょいちょい変更しますので、ご都合あえばご参加ください)。
最終回は、事例をもとにお話しさせていただきます。
私たちスタッフは、アクシスやアクシス以外の支援機関で、様々な人生に触れてきました。今日明日で解決できるご相談もありましたが、たいがいのご相談は長期戦です。それゆえに「この状態がまだ続くのか…」とがっかりされることもあるものですが、それでも、子どもたちをよ―く観察していきますと、じっくりコトコトゆっくりと成長がみられます。決して「この状態」が続いているわけではないのです。
今回はいくつかの事例をもとに、「あの出来事が機微な成長をうながしたきっかけだったのでは!?」談義を、毎度、おなじみ成田と上岡でお話いたします。そしてそれは、今までお話してきたペアレンティング6か条とリンクします。
例えばこんな事例。
「小学生のY氏は自転車に乗れるようになりました。ある日、父とともに自転車で出かけたとき、交差点を左右確認せずにつっきったところ、父からビンタをくらいました。そして理由を説明されました。Y氏はそれ以降、左右確認を怠りませんでした」
ポイントは書かれていない部分です。大人が、どこででっかい雷を落とすか、は大切です。日頃から怒っていれば効果はありません。6か条の「親はブレない軸をもつ」ですね。
「中学生のY氏は部活動を始めました。人がしゃべっていると、内容は上の空でも、ついついそっちをじっと見てしまう習性があるY氏なので、『真面目』と誤解され、部長になってしまいました。しかし集団をまとめられません。イライラする毎日。あるとき、家のリビングで美味しい『シルベーヌ(ブルボン)』を食べながら、山田太一のドラマを見るという至福の時間を過ごしているとき、母が「人間関係って大変よねー」と職場の愚痴を語りだしました。自然と私も部活の愚痴をとめどなく語り、父も「そうなんだよ。職場の人間関係もな~」と参加しだしました。」
これなんぞ、母は上手にY氏の愚痴を引き出し、そして、中学生部活と職場の人間関係を「レベルが違う」と一蹴せずに対等に聞いてくれたことです。その先にあるのは吐き出しきった先の安堵の表情です。6か条の1つ「ポジティブな家庭環境をつくる」内の「親も失敗談を語ろう」ですね。
「Y氏はおこづかい制でした。1日10円から始まり、中学生・高校生のときは月払いでまとまったおこづかいをもらいました。だから、値段高めのものが欲しいときは貯金することを学びました。貯金では届かないものは、親にその必要性をプレゼンすることを学びました。くわえて、父は定期的に家庭の経済事情を数字を交えて教えてくれました。最初はなんだか怖い話をされている感もありましたが、のちに大人扱いをされていることを嬉しく思いました。そんなY氏の弱点は英語と数学です。残念ながら大学受験をもう1回することになりました。Y氏は父の部屋に行き、ひざをつき、頭を下げて『もう1年勉強させてください』とお願いしました。」
英数教育は追いつきませんでしたが、経済教育のたまものな出来事です。お金の価値をしっかり理解し、ゆえに家族間であろうとも、礼をつくす姿勢がとれたのです。Y氏は、パチンコにハマることなく、立派に浪人生をやり遂げたとのことです。6か条の1つ「お互いを尊重し協力しあう」ですね。
こどもの変化は、たいがい大勢の人々の心を震わせる名言やスーパーヒーロー的な行動なんかでなく、大人側のじっくりコトコトゆっくりとの関わりです。
ご参加、お待ちしております。
上岡勇二
★この「こころの脳の育て方オンライン」シリーズは通常のワークとは異なり「オンライン専用」ワークです。
イメージとしてはYouTubeやテレビ番組のように「視聴していただく」が中心です。従いまして原則音声はずっとミュートにしていただき、必要ならご自身の画面も消していただき、自由に過ごしながら学んでいただきます。
こちららからの問いかけや質問などに対する答えは、可能であればチャットで都度入力していただいております。もちろん時には音声でご質問される方もいらっしゃいますが、通常ワークのように強制(笑)することは絶対にございません。
ご家族皆さんで視聴していただいても構わないので、つなげっぱなし、かけっぱなしでその場を離れたりお子さんの相手をしていただいても結構です。
★Google MeetでPC、スマホから簡単につながっていただけます。
初めての方でも大丈夫!つなぎ方は徹底サポートしますよ。 マニュアルはこちらです。
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【会員用】オンラインマニュアル
★9時45分から使い方の説明(ワーク中、チャット機能を使って発言する方法など)があり、ワーク自体は10時から開始となります。