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子育て科学アクシスブログ


白川郷の思い出

先日、流山の珈琲屋さんで「あら!昨年のクリスマスのとき、サンタの格好して駅前でビラを配っていたよね」と声をかけられました。

「この町にもすでに私がいる!!」とSF小説の主人公のような心の声を発した上岡です。よく人違いされます。

 
バーガー屋さんで「いつもありがとうございます」と言われると嬉しくなります。

上記の珈琲屋さんの声かけも、人違いでしたが、嬉しくなりました。

コミュニケーションラウンジでも取り上げている「『話しかけているようで話しかけていない事務的な独り言」ではなく『伝えようとしている語りかけてくる言葉』」に接したからです。

「いらっしゃいませ」と言う店員さんの多くはお客さんを見ていません。仕方がありません。毎日大勢のお客さんを相手に、しっかり目を見て相手に届くように「いらっしゃいませ!」と語りかけることは、大変な労力だと思うからです。独り言の「いらっしゃいませ」は体力を温存できます。

 
話は飛びますが白川郷に一人旅してきました。

雪、雪、雪!

雪の白川郷は、眺めるにはとても良い場所でした!

が…散策するには骨が折れました。

雪で歩ける場所が制限されるし、滑るし、木の上に乗っかった雪がランダムに私を狙うように落ちてくるし、寒いし、集団写真の撮影のときは「はい、チーズ」の代わりに「白川ぁぁ…GO!!」とテンション高く言ってるし。

さらに驚いたのが外国の観光客の方の多さです。私の耳の入り込んでくる言葉のほとんど外国語でした。

合掌造りの集落という「The 日本」の真ん中で、私は日本語が恋しくなりましたわ。

 
てなわけで、おばあちゃんの「いらっしゃい」の言葉がことさら身に染み、みたらし屋を見つけるたびには寄ってしまったわけです。

白川郷の思い出は、「みたらし」と「おばあちゃんの語りかけてくる優しい日本語」でした。

 
S0039012

上岡