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子育て科学アクシスブログ


好きこそものの…

皆様こんにちは、成田です。

何かと慌ただしい春ですが、お元気でお過ごしでしょうか?

 
先日、ウワサの(?!)英語で映画ラウンジ、「恋人達の予感」が開催されました。

集まって下さった会員の皆様は、いずれもメグ・ライアン、もしくは英語、もしくはその両方に一家言ある方ばかりで、もちろん私と上岡も含め、楽しく盛り上がりました。

ポイントポイントの英語の表現もまとめてみたので、参加された皆さんは、次回成田に会うときにはぜひ英語で話しかけてみましょう…「You are the Angel of Death!」(笑)
 
ところで、当日「子どもがこれから英語を好きになるためにはどうするのがいいでしょうか?」という質問が出ました。

少なくとも間違いなく自身が英語好きで、夫も娘も負けず劣らず英語好きに育った(?)成田家で、その英語好き成育過程で共通して言えることは、1、英語の前に日本語が好き=おしゃべり好き。 2、ツボにはまった英語のメディア(映画や歌)がある。 3、それを覚え込むまで聞き(見)倒す。

…に尽きると思います。

 
ですので子どもの場合は、1、2、に関しては間違いなく親の役目ということになります。

2、のメディア探しは、まずは親自身がツボにはまるモノを探しましょう。好奇心のアンテナを張って、面白い!!と感じたものを素直に子どもに伝える、子どもの前で見る、聴く(あ、日本語じゃなくて英語でね♪)。一つでは全く不十分です。2つ、3つ、…たくさん「エサ」をばらまいておけば、どれかが子どものアンテナに引っ掛かります。

ここで大事なことは、決して「評判」で選ばないこと。あくまで親御さん自身のテイストに合うもので良いのです。なぜなら、生活を共にする子どもは、いつしか親と同じテイストを持つようになるからです。(余談ですが、だから、私は英会話教室に高いお金を払うのはナンセンスだと思うのです。テイストがあなたと同じである確率は極めて低いからです。)

ま、こうしてうまく引っ掛かりが作られれば、3、は自発的に行われるので、あとは親は決して口を挟まずに見てて下さいね。

 
で、問題は1、です。ここが基本であるということを意外に知らない日本人は多いなあと思っています。

英語を含め、外国語は、あくまでツールでしかありません。

他の国の人をもっと知りたい、わかりたい、はまず自分の回りの人を知りたい!!から始まります。回りの人の一番身近バージョンが家庭です。

だから、家庭で、家族でとにかく言葉をかわす。

理解出来ない相手の考え方も、議論や喧嘩を繰り返すことで折り合いがつく、っていうことを学ぶことが、まずは「人って面白い!!」の始まりです。

 
そう考えると、家庭での会話と親自身の英語に対する興味関心が、子どもの英語力を育むのには一番重要であることがお分かりいただけると思います。

 
ちなみに成田家の場合、夫はマイケル・J・フォックスのSecret of my successとMamma Mia!を一言一句覚えるまで繰返し視聴し、私はNHKで昔やってた「大草原の小さな家」を飽くことなく視聴しMother Gooseを暗唱し、娘はGleeにのめり込み全DVDを30回以上視聴し、今はそこから好きになった洋楽各種をカラオケで熱唱しています。
 
こういったメディアでは、時には教育的に、「ん?!」というような表現もたくさん出てきますが、それも人間の多様性、良い勉強だよね、と思います。それに、なんせもともと私のテイストで与えたGleeですから、最近は娘から洋楽の最近の動向を、自分の労なく仕入れることが出来て、お徳な感じがします(笑)。今はCD貸してもらって、Katy Perryの潔さ、カッコ良さにハマってます!!

 
また、これからも時々「英語で映画ラウンジ」の企画を行いたいと思いますので、ぜひご参加下さいね♪

なお、5月23日(土)には「リアリズムの宿」という作品(爆笑ものです)を用いた、ミニコミュニケーションワーク付きの楽しい映画ラウンジを上岡が企画してるので、ぜひお楽しみに!!

 
 
成田 奈緒子