第6回「気になることと気にならないこと」
ところで、脳の働き方の違いがある人では、こだわりがとっても強いことがあるのも特徴的です。いつもと同じ道、いつもと同じ順番、いつもと同じ顔・・・「いつもと同じ」ということにとても安心します。
たとえば、君がその人の家に遊びに行ったときに、部屋の本棚に並んでいた本を君がちょっと移動させただけで、とても嫌な気持ちになって本気で怒ったりすることがあります。きれいに並んでいることがとても安心する気持ちになれるからなのです。いろんなことを確認しないと気がすまない人もいます。それはやはり確認することで安心できるからなのです。これは、彼らの脳が、「安心」と判断する基準がみんなとは違うからである、と考えられるのです。
汚れている、ちらかっている、ということを感じ、判断する力も脳の働きですが、それがうまく働いていない人は、たとえば口の周りが食事のあとに汚れていても、洋服が書道の時間に使った墨汁で汚れていても脳は「汚い」と判断していないので気になりません。
でも、汚いのが好きなわけではないのです。「汚れているよ」と教えてあげれば、すぐにふき取ってきれいにすること(刺激を出す)はできるのです。
たとえば、君がその人の家に遊びに行ったときに、部屋の本棚に並んでいた本を君がちょっと移動させただけで、とても嫌な気持ちになって本気で怒ったりすることがあります。きれいに並んでいることがとても安心する気持ちになれるからなのです。いろんなことを確認しないと気がすまない人もいます。それはやはり確認することで安心できるからなのです。これは、彼らの脳が、「安心」と判断する基準がみんなとは違うからである、と考えられるのです。
汚れている、ちらかっている、ということを感じ、判断する力も脳の働きですが、それがうまく働いていない人は、たとえば口の周りが食事のあとに汚れていても、洋服が書道の時間に使った墨汁で汚れていても脳は「汚い」と判断していないので気になりません。
でも、汚いのが好きなわけではないのです。「汚れているよ」と教えてあげれば、すぐにふき取ってきれいにすること(刺激を出す)はできるのです。