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タメになる読み物

なぜ?がなるほど!に変わる本 ― 知ればなかよし発達障害のお友達


第10回「エイリアンの国で大ピンチ!」

ここまで、人間はもともと脳の働き方はみんな違うこと、そしてその中でもたくさんの人と一緒に生活することに難しさを持つくらい違っている人もいることを知りました。

じゃあ、僕は、私は、こういう困難さを持った友人に何をしたらいいんだろう?

そういう考えを持ってくれた君には、こんなたとえ話をしましょう。

もし君が 突然ワープして全く見知らぬ惑星に来てしまったとします。回りにたくさん人間に似たエイリアンがいますが、話している言葉がわからないし、第一、とっても大きな声で耳が痛くなるほどです。聞いたことのない音楽も大音量で鳴っていて、うるさくて仕方ありません。

 

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食べ物らしきものを勧められたので、普通にお箸で食べようとすると、エイリアンたちが大騒ぎです。なんだか怒っているようにも見えますが何を怒っているのか、さっぱりわかりません。そうこうしているうちに、たくさんのエイリアンたちが集まってきて、君を取り囲みどんどん近づいてきます。君はとっても不安で、怖くて、逃げ出したくて、安心できる場所に帰りたくて、泣き叫びそうな気持ちになっています。ピンチです!

 

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いったい、何が起こってしまったのか、君にはわかるかな?はたして君は無事にこの怖い状況から逃げ出せるのかな?次回をお楽しみに。